最新版!和装前撮り新郎ヘアスタイル人気10選【写真映えのコツ】|京都好日
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最新版!和装前撮り新郎ヘアスタイル人気10選【写真映えのコツ】

フォトグラファーと美容師に聞いた、和装前撮りで写真映えする新郎ヘアスタイルの選び方から人気10スタイルの具体例、骨格別フィット術、当日までの手入れ&オーダー方法までくわしく解説!
この記事だけで自分に最適な髪型と準備の全てが分かります!
さらに紋付袴に映えるカラー提案や、撮影後の日常ヘアへの移行テクまで紹介し、迷いがちな和装×ヘアの疑問を全て解消します!
目次
【和装前撮り】新郎ヘアスタイル選びの基本
和装に似合う新郎ヘアスタイルのポイント
和装前撮りでは、紋付袴や色打掛・白無垢といった伝統衣装に調和しつつ、新郎らしい個性を引き出すヘアスタイルが求められます。以下のポイントを押さえることで、撮影当日の仕上がりに大きな差が出ます。
| ポイント | 理由・効果 |
|---|---|
| 清潔感 | アップで撮影されることが多く、整った襟足やサイドは写真映えに直結。 |
| 立体感 | トップに程よい高さを出すと、袴のボリュームとバランスが取りやすい。 |
| 和モダンの調和 | 七三分けやツーブロックなど、現代的要素を少し加えると洗練度がアップ。 |
| 前髪の透け感 | 目元に光が届きやすくなり、表情が明るく写る。 |
| 後頭部の丸み | 和装特有の襟元をすっきり見せるため、自然な丸みを持たせると横顔が美しい。 |
さらに、挙式スタイル(和婚・神前式など)、ロケーション(日本庭園・神社・スタジオ)や季節を意識してスタイリング製品を選ぶと、湿気や風にも強いヘアセットが可能になります。
髪の長さ別!和装前撮りの新郎ヘアスタイルの選択肢
髪の長さはヘアスタイル選びの前提条件です。同じ「ショート」でも長さ数ミリの違いで印象が変わるため、事前に理容師・美容師へ現状の長さを伝えましょう。

ショートヘア(〜約6cm)
毛量が多くても短い分フォルムが崩れにくく、最も清潔感を出しやすい長さです。
- ナチュラルショート:ドライな質感で若々しさを強調。
- アップバング:額を出し、凛々しい眉と着物の格調をリンク。
- ソフトモヒカン:トップの長さを残し、サイドを締めることで立体感を演出。

ミディアムヘア(約7〜12cm)
ボリュームを生かしてアレンジが利く長さ。動きを付けることでモダンさが際立ちます。
- センターパート:柔らかな分け目で優しい印象をプラス。
- ツーブロック:重軽バランスでスタイリッシュさと着物の重厚感を両立。
- パーマスタイル:ゆるめウェーブが光を拾い、写真に奥行きを生む。

ロングヘア(12cm以上)
個性を打ち出す長さでありながら、まとめ髪次第で上品にもカジュアルにも対応可能です。
- ポニーテール:低い位置で結ぶと和装らしい落ち着きが出る。
- ハーフアップ:トップを引き締めつつ襟足の長さを残すため、後ろ姿が映える。
- オールバック:オイルやポマードで艶を与え、重厚感を高める。
どの長さでも、襟足を整えてうなじをすっきり見せることが和装映えの鉄則です。また、前撮り日から逆算して2〜3週間前にはカットを済ませ、長さの微調整ができる余裕を確保しましょう。
【最新版】和装前撮りの新郎ヘアスタイル人気10選
和装前撮りでは、紋付袴や色打掛など格調高い衣装との調和が求められます。ここでは最新トレンドと撮影現場での実例をもとに、写真映えする新郎ヘアスタイルを10種類厳選しました。髪の長さや骨格、雰囲気に合わせやすいラインナップなので、ぜひ参考にしてください。
清潔感あふれるナチュルショートスタイル

特徴
サイドと襟足を短く整え、トップに適度なボリュームを残した王道のショート。黒髪でも軽さが出やすく、白無垢や黒紋付袴との相性が抜群です。
おすすめの髪質・顔型
直毛〜ややクセ毛まで対応。丸顔・面長問わず似合わせやすく、小顔効果も期待できます。
スタイリングのコツ
マットワックスを全体にもみ込み、トップは揉み込むように立ち上げてから抑えると自然な束感が出ます。
モダンな印象のツーブロックスタイル

特徴
サイドを刈り上げ、上部を長めに残すことで立体感を強調。袴の重厚さにシャープなエッジをプラスします。
おすすめの髪質・顔型
髪が多い・硬い人に最適。頭頂部に高さを出すことでベース顔や丸顔の縦ラインを強調します。
スタイリングのコツ
グリースやジェルでツヤを出すと、和装の光沢とリンクして写真映えが向上します。
知的でクラシカルな七三分けスタイル

特徴
サイドパートをはっきりつけ、前髪を流して額を見せる伝統的スタイル。格式高い神前式の前撮りにもマッチします。
おすすめの髪質・顔型
直毛〜軟毛向け。面長・逆三角形の骨格をより端正に見せ、額を出すことで凛々しさがアップ。
スタイリングのコツ
水溶性ポマードでコームを使い分け目を整えると、時間が経ってもヨレにくくなります。
凛々しい男らしさのオールバックスタイル

特徴
トップから前髪を後ろに流して額を全開に。武士のような威厳と都会的な色気が共存する定番スタイルです。
おすすめの髪質・顔型
剛毛・多毛の人向け。輪郭を縦長に強調するため丸顔や四角顔の引き締め効果が高いです。
スタイリングのコツ
ジェル+ハードスプレーでタイトに抑え、毛流れを後方へ集めると崩れにくくなります。
柔らかな雰囲気のセンターパートスタイル
特徴
中央分けにして前髪を両サイドへ流すことで、軽やかさと品を演出。色打掛や華やかなロケーションと好相性です。
おすすめの髪質・顔型
軟毛〜クセ毛寄りでもOK。面長を程よく短縮し、逆三角形のシャープさを和らげます。
スタイリングのコツ
ドライヤーで根元を立ち上げたあと、ソフトワックスで毛流れを整えつつ自然な束感を作ります。
こなれ感を演出するパーマスタイル

特徴
ゆるめのスパイラルやニュアンスパーマで毛先に動きを出し、重厚な和装をカジュアルダウン。ナチュラルな色味の袴と合わせると一体感が高まります。
おすすめの髪質・顔型
直毛でボリュームが出にくい人に最適。骨格補正力が高く、丸顔・面長どちらにも対応可能。
スタイリングのコツ
ムースで濡れ感を出し、パーマのカールをリッジごとに拾うと立体感がキープされます。
爽やかさを引き出すアップバングスタイル

特徴
前髪を立ち上げて額を見せることで、清涼感と若々しさをアピール。屋外ロケでも風になびきにくいのがメリットです。
おすすめの髪質・顔型
直毛〜剛毛に合いやすい。丸顔・ベース顔をシャープに補整し、瞳に光が入りやすく写真映え◎。
スタイリングのコツ
根元にドライワックスを入れ、アイロンで軽く立ち上げてからハードスプレーで固定します。
スタイリッシュなソフトモヒカンスタイル

特徴
中央を長めに残しサイドをタイトに収めたフォルム。ミニマルでスポーティーながら礼装感も保てます。
おすすめの髪質・顔型
硬毛・多毛向け。ベース顔や面長をバランス良く見せ、ヘルシーな印象に。
スタイリングのコツ
ファイバーワックスを指先でつまみながらトップを立て、前髪はやや前方向に流すと柔らかさが出ます。
個性を光らせるポニーテール(長髪向け)

特徴
肩下まで伸ばした髪を低めの位置で束ね、ゴムを髪で隠すアレンジ。和装の帯や房紐と統一感を持たせると粋に決まります。
おすすめの髪質・顔型
ミディアム〜ロングのすべての髪質に対応。面長や逆三角形の顎ラインを柔らげる効果があります。
スタイリングのコツ
ヘアオイルでツヤを出した後、低い位置でタイトに結び、毛先は軽く巻いて動きを出すと重たく見えません。
人気ヘアスタイル早見表
| スタイル名 | キーワード | おすすめ長さ | 似合う顔型 | 使用スタイリング剤 |
|---|---|---|---|---|
| ナチュラルショート | 清潔感・万能 | ショート | 丸顔・面長 | マットワックス |
| ツーブロック | モダン・シャープ | ショート〜ミドル | 丸顔・ベース顔 | ジェル/グリース |
| 七三分け | クラシカル・知的 | ショート〜ミドル | 面長・逆三角形 | ポマード |
| オールバック | 男らしさ・威厳 | ミドル | 丸顔・四角顔 | ジェル+スプレー |
| センターパート | 柔らか・軽やか | ミドル | 面長・逆三角形 | ソフトワックス |
| パーマ | 動き・こなれ | ショート〜ミドル | 直毛・ボリューム不足 | ムース |
| アップバング | 爽やか・若々しさ | ショート | 丸顔・ベース顔 | ドライワックス |
| ソフトモヒカン | スポーティー・端正 | ショート | ベース顔・面長 | ファイバーワックス |
| ポニーテール | 個性・粋 | ロング | 面長・逆三角形 | ヘアオイル |
| アレンジスタイル | オーダーメイド | ミドル〜ロング | オール | ヘアスプレー+小物 |
和装前撮り新郎ヘアスタイルの写真映えのコツ

和装前撮りでは、紋付袴・羽織の色柄や撮影ロケーションの雰囲気に合わせて新郎ヘアスタイルを調整することで、写真全体の完成度が大きく向上します。ここでは写真映えを高めるための具体的なポイントを解説します。
和装と新郎ヘアスタイルのバランスを考える
和装はシルエットが直線的で重厚感があるため、ヘアスタイルで縦横のバランスを取ることが肝心です。羽織の襟元や家紋、帯の位置に視線が集まりやすいので、頭頂部に適度な高さを出して「逆三角形」を意識すると全身のシルエットが整います。
- 黒紋付×白袴などモノトーンの装いには、ツーブロックやオールバックでシャープさをプラス
- 色柄羽織の場合は、ナチュラルショートやセンターパートでやわらかさを残す
- 和傘・扇子など小物を持つときは、前髪を上げて額を出すと表情が明るく写る
スタイリング剤はツヤ感を抑えたマットワックスが袴の質感と相性◎。光沢が強すぎるグリースはフラッシュ撮影でテカリの原因になるため控えめにします。
顔の形や骨格に合わせた和装新郎ヘアスタイルの選び方
顔型に合わせてボリューム位置や分け目を調整すると、写真写りが格段にアップします。
| 顔型 | 特徴 | 写真映えする髪型例 |
|---|---|---|
| 丸顔 | 横幅が広く幼い印象 | トップを高く立ち上げるアップバング、七三分けで縦ラインを強調 |
| 面長 | 縦長でシャープ | サイドに程よくボリュームを持たせたパーマ、センターパートで横幅を演出 |
| ベース型 | エラ張りで骨格がしっかり | 後頭部に丸みを作るソフトモヒカン、束感ショートで輪郭を緩和 |
| 逆三角形 | 顎が細く額が広い | 前髪を残したナチュラルショート、ツーブロックでサイドを締める |
視覚補正テクニック
レフ板や自然光を利用する際、トップに高さを出すことで影が落ちにくくなり顔色が均一に写ります。逆にボリュームを抑えたい場合は、サイドをタイトにドライヤーで押さえつけ、骨格の主張を弱めるとバランスが整います。
撮影当日の和装新郎ヘアセットと注意点
和装は着付け後に大きく動きづらいため、ヘアセットは着替え前に9割仕上げておくのが鉄則です。仕上げ用のワックス・スプレー・ピンは撮影同行用のポーチに常備し、カメラマンが休憩を挟むタイミングで微調整を行います。
屋内スタジオ撮影の場合
- 空調で乾燥しやすいので、ウェット系の整髪料でパサつきを防止
- ライトの位置を想定し、ハイライトが当たる側に分け目を作ると立体感が増す
屋外ロケーション撮影の場合
- 風対策としてハードスプレーを表面ではなく内側に噴霧し、白浮きを回避
- 季節の湿度に合わせてスタイリング剤を変え、梅雨時はキープ力の高いジェル×ワックスをミックス
- 移動時に髪が乱れないよう、控車内で簡単に直せるミニブラシを準備
プロのヘアメイクに相談するメリット
プロは和装特有の襟足の「抜き」や白襟とのコントラストを把握しているため、写真映えに直結する細部まで調整可能です。また、カメラマン・着付師との連携経験が豊富で、撮影進行に合わせたキープ時間の計算が的確。
| メリット | 具体例 |
|---|---|
| 仕上がりの統一感 | 羽織の色味と髪色を微調整し、露出補正を前提にツヤ感を調節 |
| 時間短縮 | 着替え・撮影・ロケ移動の合間にリタッチして崩れを最小化 |
| 安心感 | 雨天や強風など予期せぬ状況でも即座にヘアリカバリーが可能 |
費用相場はロケ同行3時間で2万円前後が目安。事前リハーサルを行えば、イメージと仕上がりの差異をなくせます。
和装前撮りヘアスタイル準備のポイント
事前カウンセリングで理想の和装新郎ヘアスタイルを共有
和装前撮りのヘアスタイルは、洋装と異なり「紋付袴」「羽織袴」「黒紋付」など衣装特有の衿元・シルエットとのバランスが重要です。撮影当日に慌てないよう、遅くとも撮影日の1か月以上前には美容室またはヘアメイク担当とのカウンセリングを行いましょう。髪質・クセ・毛量・頭の形といった物理的条件に加え、ロケーション撮影かスタジオ撮影か、ポージングの方向性、天候の影響まで共有すると完成度が上がります。
美容師との情報共有チェックリスト
| 項目 | 具体的に伝える内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 衣装 | 紋付袴の色・紋の有無・羽織の丈感 | 衿元の高さと前髪・襟足の長さのバランス確認 |
| 撮影場所 | 京都の神社庭園、桜並木、スタジオ背景など | 風・湿度の影響で崩れやすい箇所を把握 |
| 写真のテイスト | 和モダン、クラシカル、カジュアル | 全体の世界観に合わせ質感調整 |
| 髪質・クセ | 直毛・軟毛・剛毛・クセ毛の程度 | パーマ提案やスタイリング剤選定の材料に |
| 参考イメージ | Instagramの保存画像、雑誌の切り抜き | 施術者と仕上がりのイメージをすり合わせ |
上記チェックリストを基にカウンセリングを行うことで、希望と仕上がりのギャップを最小限に抑えられます。特に「前髪ライン」「えり足の処理」「サイドシルエット」は和装の写真映えに直結するため、細部までリクエストしましょう。
撮影までのヘアケアと準備
健康な髪は光を均一に反射し、写真写りを大きく左右します。撮影当日に完璧なヘアセットが決まるよう、段階的にコンディションを整えておくことが不可欠です。
撮影2〜3か月前:ベースづくり
この時期にカット・パーマ・カラーリングを済ませ、長さとフォルムを整えます。
・パーマをかける場合は1か月半前までに施術し、カールを安定させる
・ヘアカラーは黒紋付の重厚感に合う自然なダークトーンが鉄板
・頭皮マッサージで血行を促進し、ツヤとハリを向上させる
撮影1か月前:質感調整
トリートメントでダメージ補修を行い、毛先がパサつかないよう保湿を徹底します。
・サロンで「集中ケアコース」を受けると、内部補修が長持ち
・自宅ではアミノ酸系シャンプーと洗い流さないオイルで保護
前日〜当日:仕上げとスタイリング準備
前日はシリコンフリーのシャンプーで余分な油分を落とし、就寝前に軽くドライ。
当日は寝ぐせ直し用スプレーとハードワックス/ジェルを持参し、移動中の乱れにも対応できるようにします。
| タイミング | 推奨アイテム | 目的 |
|---|---|---|
| 1か月前〜 | ケラチントリートメント | 内部補修でツヤ感アップ |
| 1週間前 | 炭酸クレンジング | 頭皮の皮脂・フケ除去 |
| 当日 | スーパーハードジェル | 長時間でも崩れないセット |
理想の和装新郎ヘアスタイルを伝えるための準備
イメージ共有が曖昧だと「思ったより短くなった」「ツヤ感が足りない」といった後悔に繋がります。言語化が難しい部分は視覚資料を活用し、施術者と同じ完成図を描けるようにしましょう。
イメージ共有のための資料作り
以下の3種類を組み合わせると、完成イメージが具体的になります。
- 正面・横・後ろの3方向写真:ニュアンスの差をなくす
- 衣装合わせ時のスナップ:襟元との高さ関係を確認
- PinterestボードやInstagramコレクション:質感やボリューム感を共有
当日のスタイリング指示書
プロにヘアセットを依頼する場合でも、指示書があると再現性が高まります。
| セクション | 指示内容 | キーワード |
|---|---|---|
| 前髪 | 眉が見える長さで、アップバングに立ち上げる | 爽やか・男らしさ |
| サイド | ツーブロックは6mm、もみあげはストレートに整える | 清潔感・シャープ |
| トップ | 毛流れを後方へ、ハードワックスで動きをキープ | 立体感・写真映え |
| 襟足 | 羽織の衿にかからないよう5mm短く | すっきり・首長効果 |
指示書は紙でもスマホのメモでも構いませんが、ヘアメイク担当が当日に一目で確認できる形式が理想的です。仕上げに帯・懐剣との色味やツヤが調和しているかをチェックし、晴れの日の写真にふさわしい完成度を目指しましょう。
和装前撮り新郎ヘアスタイルに関するよくある質問

紋付袴に似合う和装新郎ヘアスタイルは?
紋付袴は格調高い第一礼装のため、清潔感と品格を両立したヘアスタイルが最適です。特に襟元が詰まった羽織袴では首まわりが強調されるため、襟足をタイトに処理したスタイルが写真映えします。
| 髪の長さ | おすすめスタイル | ポイント |
|---|---|---|
| ショート | ナチュラルショート/アップバング | 刈り上げですっきりさせ、前髪を上げて額を出すと若々しい印象 |
| ミディアム | 七三分け/センターパート | 整髪料でツヤを出し、毛流れをしっかり固定しクラシカルに |
| ロング | 低めポニーテール/和風サムライ結び | 後ろで一束にまとめ襟足を見せると袴の「抜き衿」と好バランス |
いずれもツヤ感が重要です。ヘアワックスやグリースで面を整えると、反射光が白無垢や色打掛とのコントラストを引き立てます。
普段の髪型でも和装前撮りは可能?
可能ですが、以下の2点を押さえると仕上がりの満足度が上がります。
和装前提の微調整
普段の髪型から襟足を0.5〜1cm短くし、もみあげを整えるだけで、羽織の衿に髪がかからず写真がすっきりします。
当日のプロ仕上げ
撮影当日に美容室または出張ヘアメイクに依頼し、ツヤ出し・ホールド力の高い整髪料でセットすることで、崩れにくく時間帯ごとの撮影にも対応できます。
髪色は和装に影響する?
髪色は和装全体のトーンバランスに直結します。特に室内スタジオでは照明が強く、髪色の明度が高いほどコントラストが強調されます。
黒髪
最もフォーマルで失敗がない選択肢。白無垢・色打掛の鮮やかな色彩を引き立て、写真に重厚感を与えます。
明るめカラー(ライトブラウン〜アッシュ)
モダンな印象になりますが、羽織袴の色味と補色関係になると色がぶつかる場合があります。事前に衣装合わせで色バランスを確認しましょう。
白髪・グレイヘア
最近はグレイヘアを活かした前撮りも人気です。艶出しスプレーでパサつきを抑え、白髪の光沢をコントロールすると渋みが際立ちます。
いずれの髪色でも、眉毛のカラーリングを合わせると顔全体の統一感が向上し、和装独特の凛とした雰囲気が生まれます。
まとめ
和装前撮りで新郎が最高に映える鍵は「清潔感」と「統一感」。衣装と髪型のバランス、顔立ちや骨格に合うシルエット、事前カウンセリングとヘアケア、撮影当日のプロセットを押さえれば、紋付袴でも色打掛でも凛々しく洗練された一枚に仕上がる。撮影前週までにカットやカラーを整え、当日はワックスの付け過ぎを避けることで自然なツヤと立体感が生まれ、写真補正なしでも映える仕上がりを実現できる。事前練習で安心感も高まる。

