こんにちは。
フォトグラファーの垣内です。
　

ふと涼しい風や虫の音、日の出日暮れの早さから、少しずつ秋を感じられる季節になりました。
今年の夏は特に暑かった・・

京都の夏の気温のピークは8月上旬～中旬で、7月の気温というのは暑い暑いと言いながらもまだ上昇中という時期・・。
　
今回はそんな真夏のピークの少し前、7月の京都前撮りについてお話してみたいと思います。
　

石畳の広がるロケーションでの京都前撮り（7月）

夏のロケーションで特に暑さが際立つのは、祇園や東山八坂など石畳が敷かれている所です。
他のロケ地に比べて際立って暑さを感じます！
　
強い日射のせいで芝生や土の場所の表面温度と比べても、大きい時で15度近く高くなっていることがあるんだそうな。（そりゃ暑いはずだ・・）
　

京都らしさを求めるとどうしてもこの暑さは避けては通れないのですが、頑張った分の恩恵は十分に受けられると思います！
　

さすがにこの暑さの中ですから、観光者の方も少なめの時期になるので、タイミングによっては二人だけの貸し切り状態になることも！
　
ただ、7月下旬に差し掛かると学生さんが夏休みとなるため、平日・休日問わず旅行などでお友達同士やご家族連れの方が多くなります。
観光地のロケ地なら狙い目は7月上旬かも？
　

水分補給はこまめに！7月の京都前撮りを乗り切るコツ!!

どのロケ地での撮影にも言えることですが、かなりの暑いの中での撮影となるため、数カット撮っては木陰に入って水分補給をしたり、ハンド扇風機でクールダウンをして汗をぬぐったりと何度か休憩を挟みながら撮影をしています。
　

稀に日常で趣味が登山などで暑さ慣れで強い方もおられますが、大半の方はそうもいきません。
　
熱中症になってしまっては回復にも大きな時間がかかりますし、場合によっては撮影も中止となることもありますので、まずは身体を最優先にしっかり休息をとりながら進めていきます。
　

飲み物はお茶やお水もいいのですが、できればポカリスエットなどのイオンバランス飲料がオススメです。
ストローは弊社でご用意しておりますのでご安心くださいね。
　
あとは、塩分チャージのタブレットタイプの塩ラムネなどもよいですね！
（飴ちゃんは長く口の中に残るのでラムネタイプが撮影のちょっとした合間にも召し上がれるので便利ですよ～）
　　

7月の京都前撮り写真はどんなの？

どのロケーションもこの時期は緑色も深まり、新緑が大変キレイでどの衣裳も引き立ててくれます。
青紅葉や桜、松や柳などの緑が一堂に会するので、どれで撮るか迷っちゃいますね～。

蓮の葉と深緑（7月の京都前撮り）

周りには松や青紅葉などの深緑が広がり、さらに池の水面に広がる蓮の葉がすごいです！
お天気がいいと青空も入ってくるのでなかなかインパクトのある一枚になりますね☆
（そのかわり、暑さと日差しの強さはなかなかですが・・苦笑）

新緑といえばやっぱり青紅葉！（7月の京都前撮り）

緑の代表格！まず思い浮かべるのは青紅葉ではないでしょうか。
葉も薄いので日差しが強く当たる場所は透過して透明感のある雰囲気が綺麗です！
　

色味の渋い建物にも緑が入ることで、木漏れ日と合わさって一気に華やかになりますね～！
　

桜の深緑（7月の京都前撮り）

繊細で散りやすい桜の花とは違って、一枚一枚の葉が大きく分厚いのでしっかりとした緑を残すことができるんです！
　　

引き目の写真でも撮っても十分な存在感！！
しっかりと濃さもあるので番傘を添えるとより映えます。
　

川沿いなどですと、青空の写りこんだ水面との相性がとてもきれいで・・！
スキッとした夏らしい雰囲気で残すことができますよ～。
　

正寿院さんでは風鈴祭りも始まります（7月の京都前撮り）

今や撮影だけでなく、たくさんの方々に人気の正寿院さんの「風鈴祭り」が、
例年7月20日頃から始まります。
　
「猪目窓」というハート形の窓のある和室での写真と、境内のたくさんの風鈴や新緑の青紅葉とのお写真が撮れるという約２か月の人気の期間限定イベントです。
　
毎年ご予約が殺到しますので、ご検討の方はお早めに！
　

柳と白川（7月の京都前撮り）

密度も色も深まり、存在感が一段と増す白川沿いに広がる柳。
木陰がほとんどないロケ地で、石畳も広がる場所なのでちょっと暑さが大変ですが、この時期らしい緑緑緑の写真が撮れちゃいます！
　
注：時期によって柳の葉の剪定作業が入るため、なかなかに・・・スッキリとなっていることがあります・・。
　　

川沿いに少しだけ紫陽花の花が残っていることも。
ちょっと枯れ気味であっても、色の要素だけ頂いて前ボケでこんな一枚にしてみたり。
どうしても緑が多い写真になってくるので、それ以外の色をどう増やしていくかも考えながら撮影しているんですよ～。
　

三年坂付近にも少し柳の木があります。
こちらは清水寺へ抜けていく道にもなるので、大変人の行き交いが多いのですが、人の少ない時はこういう一枚が撮れたりします。

7月京都前撮りの雨予報の場合は？

週間天気予報では晴れでも、近年では台風や線状降水帯などの影響でお天気が急に変わりやすくなっています。
　
小雨程度でしたら雨の中でも問題なく撮影できますし、ご延期をご希望の場合は前日または前々日の弊社から雨天連絡をさせて頂く際にお知らせください。
3か月以内でしたら無料でご延期頂けます。

雨の京都前撮り（7月）

雨の降り具合によっては、撮影アイテムとして使ってしまうのもひとつ！
　
ただ、お衣裳などのこともありますので、風が強くないなどお衣裳や撮影に支障ないレベルであれば、このように活かした一枚を撮れることも。
　

雨が降ると、葉っぱたちは水分を含んでとても鮮やかできれいになります。
子の鮮やかさはパソコンでもなかなか表現できることでもないので、自然の美しさを改めて感じることができます。
　
一番いいのは前日や撮影直前まで雨で、撮影中は雨がやんで・・が理想なんですけどね・・(笑)
なかなかそううまくいかないもんです・・
　

7月の京都前撮り、いかがでしたでしょうか？

大変暑い季節ではありますが、実はそんな不人気な季節でもないんですね。
9月や10月にご結婚式をご予定されている方だったり、学校関係の方でしたら夏休み期間を利用して、という方も多くございます。
　
おかげ様で夏場でも暇をすることなく、日々光合成をさせて頂いておりますので、海に出かけた記憶はないのにこんがりと焼けてます(笑)
　
お休みのご都合やご結婚式などのイベントに合わせて、夏の季節も是非ご活用くださいね。

ありがとうございます。
フォトグラファーの垣内でした。

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