竹林で和装前撮り|京都好日
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竹林で和装前撮り
こんにちは、フォトグラファーの村田です!
7月に入って、暑い日が続きますね。
京都の街はもうすぐ祇園祭を控え、なんとなく浮かれたような雰囲気が漂っています。
ご存知だと思いますが、京都の夏は湿気がすごいんです。。。
半袖にショートパンツでも暑い!
そんな中、今日も前撮りに来ていただきました。
しかもシンガポールから!
おしゃれなお2人で、すごく楽しい前撮りでした。
さて今日は3月3日に前撮りされたお2人の写真をご紹介します。
3月上旬のさわやかな光が竹林に差し込んで、打掛姿の新婦さんがすごくきれいでした!
2人とも笑顔が自然で、撮りやすいのなんの。
撮り手からすると、こんなありがたい被写体は贅沢過ぎる!
ちなみに竹林は桜、紅葉に次ぐ、人気のロケーションです。
京都で竹林と言えば、嵐山が有名ですが、写真的には・・・なんです(汗)
地面はアスファルトで、竹林内に電柱や電線が走り、肩の高さぐらいまで竹林が写らないので、個人的にはこの愛染倉の竹林が京都で一番きれいだと思います。
敷地も2000坪と広く、竹林と石畳の雰囲気がすごくきれいなんです!
しかも貸切って撮影出来るので、人目を気にせず、ゆっくり撮れるんですよね~
嵐山も観光としては見所も多く良いのですが、前撮りで考えると観光客の方が多くて、撮れる写真が限られてしまいます。
早朝に行っても、竹林には観光客の方がいらっしゃるので、どうしようもない。。。
どうしても嵐山が良い方はもちろん撮影させていただきます!
嵐山の竹林の中でも比較的人が少ない、秘密の場所があるので、そこで撮影させていただきます~
もう1カット竹林で。
うちにある扇子の小物でかわいく撮ってみました。
もう4か月前ですが、当日の記憶は2人の笑顔しか思い出せない(笑)
2人の人柄のおかげで、1カット目からすっと2人と良い距離感で撮影が出来て、すごくシャッターが軽い感じがしました。
手元のリクエストをいただいていたので和室で撮った写真。
手だけの写真ってよくありますが、今回は新婦さんの笑顔がすてきだったので口元まで入れてみました。
個人的なフェチの世界です。
愛染倉の良さはもちろん広大な竹林とお庭が魅力なのですが、和室(お茶室)が良いんです~!
座って正座して、みたいな前撮りの定番ポーズが撮れるのはもちろんですが、やわらかい光が入るので、外とはまた違った雰囲気の写真が撮れます。
これは苔の感じがいいなと思って撮りました。
苔と竹林の緑づくしな背景に赤い色打掛がよく映えます。
今回のロケーションは愛染倉という結婚式場なのですが、石の作家さんが作られた石像がいろんな場所にあって、石像もちらっと入れたくなるアングルです。
すごく2人が仲良くて、それが周りに嫌味な感じを与えない仲の良さで、うらやましく思えるような2人でした。
大体、そういう時は新郎さんの新婦さんを見る目とか、自然な気遣いで分かるんですよね。
あ、すごく大事にしたはるんやなぁというのが、ふとした時に出ます。
そういうカップルが結婚生活でうまく行く気がします(笑)
なんてかわいらしい!
大人の女性にかわいらしいは失礼かもしれませんが、直感でかわいいと思ってしまいました。
写真を撮る時、出来るだけ2人らしい写真が撮れるように心がけています。
これは2人っぽいかな?と思える写真が撮れた時はこっちからお願いする写真より、2人との会話の中で自然に出てきた時の方が多い気がします。
このお2人との前撮りは気づくことが多い撮影で、後々、良いウェディングの写真って何か?を改めて考えさせられました。
本当に感謝感謝です。
個人的には、普段、2人が絶対しないような、日常生活からかけ離れたポーズが嫌いなので、そういうのを僕からお願いすることはありません。
少し恥ずかしいようなことはお願いすることもありますが、恥ずかしいだけじゃなくて、ポップな、かわいい要素が入るようなアングルになるよう気をつけています。
どんなお客さんでも2人らしく、かつ、いつまでも大事にしてもらえるような写真を撮るのは実際難しいですが、どうすればいつでもそんな写真が撮れるか 思案中です。
ぼやっとしたものが、あと少しでクリアになりそうなんですが。。。
もうすぐ40歳、人生の折り返しまでには到達したい!